古い車（40ソアラ・LEXUS SC430）をBluetoothオーディオ化してみた
こんにちは。
マイニングがすっかりオワコンとなり、私は大分前に既に撤退しました。今日は珍しく車の話題です。昨年車を譲り受けることになったのですが、この車がトヨタの40ソアラ（430SCV、レクサスのSC430に相当する車）です。
V8・4.3Lの今となってはなかなか無いスペックの車です。しかも電動メタルトップでオープンになるスポーツクーペ（SC）です。デザインも流線型を基調とした流れるようなフォルムで非常に贅沢でかっこいい車です。しかし、我が家のソアラは前期型で2000年頃の車で20年程前の車です。装備も最新の車種と比べると大分見劣りしてしまうのが実情です。特に古めかしいのがオーディオで、CDとMDが装備されています。MDなんて知らない人もいるでしょうし、私もMDなんて持っていません。CDだって車に何枚も積んでなんて現実的ではありません（そもそもこの車はスペースが全然ありません。4シーターですが、実質2シーターみたいなものです。）。
ということで、素人ながら古い車をBluetooth化をしてみました。40ソアラ・SC430以外の車でも応用次第では古い車をBluetooth化できると思います。
【必要なもの】
①iPhone/Androidなどのスマートフォン・音楽プレイヤー（Bluetooth対応のもの）
②Bluetoothレシーバー
③外部入力アダプター
①については音楽を再生する機器なので、当然必要です。②はBluetoothを受信し出力するレシーバーです。BluetoothレシーバーはAnkerのSoundsyncを購入しました。
こちらを購入した理由は
・給電（充電）中も使用可能であること
・USB充電ができること
・２台の登録ができること
・安価であること
などです。特に車内で使用する上では給電中も使用可能であることとUSB充電可能であることは非常に重要です。
①と②があればあとはBluetoothレシーバーからの音声出力を車の外部入力端子（AUX）に接続してあげれば車内で快適な音楽ライフを楽しめる…はずなんですが、この車は見えるところに外部入力端子がありません。ではどうやって外部入力をするかというと、オーディオ外部入力アダプターをTVチューナーに接続し、そこから外部入力を取ります。
TVチューナーはグローブボックス内に設置されているので、グローブボックス下のカバーを取り外し、ネジを外していけばグローブボックスが外れ、TVチューナーにアクセスできます。この際は各種配線があるので外す時には注意が必要です。そしてTVチューナーにオーディオアダプターを接続します。Bluetoothレシーバーをグローブボックス内に設置してしまうと、ペアリング時などに何かと不便なので、センターコンソールボックスに設置することにしました。
余談ですが、今回初めて車の内装を分解しました。案外簡単というかハメコミとネジで止っているものが多いので、こんな内張剝がしとドライバーがあれば結構簡単に室内分解ができるもんだなと感心しました。
配線はセンターコンソール内を通してセンターコンソールボックスまで引っ張ってきました。ボックス内にBluetoothレシーバーを設置し、ボックス内のアクセサリ用のシガーソケットから電源を取れば、CD・MDしか再生できなかった車のBluetoothオーディオ化は完了です。
これで装備は少しは現代的になりました。ドライブが楽しくなりそうです。
