【メタルラックで】マイニングリグを自作してみた【2,000円くらい?】
こんにちは。月日が流れるのは早いもので約1年ぶりの更新です(サボっていただけ)。2020年の年末辺りからビットコイン(BTC)が値段を上げ、2021年3月13日時点では1BTCは620万円当たりでうろついています。
私も2017年から2018年に1BTCが200万円を超えた第一次ビットコインブームの際にマイニングをやっていましたが、当時より力強い動きを見せているということもあり、2021年に再びマイニングをすることにしました。今回はメタルラックで安価にマイニングリグ(マイニングフレーム)を作成してみました。
マイニングリグの構成など
今回作成したリグの外観はこんな感じです。
構成は
CPU:Intel corei5 9600k
メモリ:Panram DDR4 8GB
ストレージ:Crucial P2 CT500P2SSD8JP
電源:Scythe 剛力3プラグイン700w
GPU①:Nvidia Geforce RTX 3060Ti
GPU②:Nvidia Geforce RTX 2060Super
GPU③:Nvidia Geforce GTX 1060 6GB
です。もともとはリビング用のHTPCとして使用していたものをそのまま中身を引っこ抜いてGPUを追加したものです。元のPCケースはSilverstoneのSST-GD09Bを使用していましたが、さすがにマイニング用途では窒息もいいところなのでリグを作成することにしました。
メタルラックはダイソーなどの100均などで購入できますが、色が気に食わないと奥様に言われ近くのニトリへ。ニトリでダークグレーで幅44.5×奥行29.5×高さ67cmのスチールラック LT幅45cm 2段(DGY)というちょうどよさげな商品があったのでこちらを購入。
私の使用するマザーボードはMicroATXなのでサイズ的にも問題なく設置できます。
メタルラック回りは子供と奥様の手が触れられないようにダイソーで購入したワイヤーネットで3方向を囲みます。
囲まれていない裏側からの図。メンテは裏側から行います。
電源の関係からマザーボード上のPCIEスロットを可能な限り直接使用しています。ライザーカードだとPC電源からライザーカード自体に電源を供給する必要があるので、1つの電源で運用するのであればなるべくライザーカードは使用したくないです。ただ、今回のマイニングリグはただのメタルラックなのでグラフィックボードを支えるものがないため、マザーボードとグラボに負担がかかるので、適当なパーツでグラボ同士を固定しておきました。(PCケースの拡張スロット用のパーツをミリねじとM3のナットで固定しています。)これでぐらつきもなくしっかり固定できました。
マザーボード上のPCIEスロットを使用しているため、グラボ同士の距離がほとんどないので、天面裏に120mmファン2つをインシュロックで固定して冷却を強化しています。
また、前面のグラボ横からも同様に120mmファンを使用して冷却を強化しています。ワイヤーネットは保護のほか、パーツを固定する役目を兼ねています。ファンには干渉防止のため、両面にファンガードを付けています。
ファンはscythe製のWonder Snailを装着しています。1200rpm、1800rpm、2400rpmの3種類のラインナップがありマイニングリグ用なので風力重視で2400rpmのものを使用しています。 RGBのLEDもいりません。風量のみあればいい。硬派なファンが必要です。
サイズ SCYTHE オリジナル設計12cmケースファン 新開発渦巻状フィン Wonder Snail 120 PWM 1200rpm
- 発売日: 2021/01/21
- メディア: Personal Computers
サイズ SCYTHE オリジナル設計12cmケースファン 新開発渦巻状フィン Wonder Snail 1800 PWM 1800rpm
- 発売日: 2021/01/21
- メディア: Personal Computers
マザーボードをそのままスチールラックに載せてしまうとショートしてしまうので絶縁しなければいけません。カッターマットなど敷いて絶縁している方もいるようですが、私はこのラック用のシートがニトリで販売されていたので購入しました。ちょっと心配ですがまぁ大丈夫でしょう。
ラック自体は税込1,518円、ラック用シートは税込304円、ワイヤーネット3個で税込330円なので合計2,000円強でマイニングリグを自作することができました。
比較的少額でリグを作成できて満足です。これで暫く運用して様子を見てみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
運用結果など、機会があればまた記事にしたいと思います。