自動バックアップ機能(RAID1)付外付けHDD買ってみた
こんにちは。
私の職場のPC環境はDellのOptiplexを簡易なファイルサーバーとして使用しており、Windows serverがインストールされた本格的なサーバーはありません。
ただそのエセサーバーはスモールタワーなので、HDDをいくつも積んでRAIDを組んでといったことはできません。しかしファイルサーバーなので最低限のバックアップをしたいと思い、RAID機能付の外付けHDDを購入してみることにしました。
今回はオフィス使用ということでとりあえず有名所であるBuffalo製の8TB HD-WL8TU3/R1Jという製品を購入することにしました。
HDDはBuffaloが造っているわけではなく、中に使用されているHDDは結局ガチャ要素なので、とりあえず有名所にしておけってな感じで適当に決めました。
BUFFALO ミラーリング USB3.0 外付ハードディスク 2ドライブ 8TB HD-WL8TU3/R1J
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2012/06/01
- メディア: Personal Computers
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同じような機能を持つIO DATA製のものは下記のものが近そうです。
I-O DATA USB 3.0/eSATA対応 外付ハードディスク(RAIDモデル) 2ドライブ搭載 8.0TB HDS2-UTX8.0
- 出版社/メーカー: アイ・オー・データ
- 発売日: 2015/03/30
- メディア: Personal Computers
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本製品はRAID1、RAID0、JBOD、通常の4モードで使用することができます。
RAIDのレベルによる特徴を簡単に説明します。
RAID1(ミラーリング)は2つのHDDに全く同一の情報を書き込むことで、どちらのHDDが故障した場合でも、もう1つの正常なHDDから情報を復元することができ、耐障害性に強い一方、同一の情報を2台のHDDに書き込みするため、2台のHDDの半分の容量しか使用することができません。2台が同時に故障すると復旧はできません。
RAID0(ストライピング)は2つのHDDに情報を分散して読み書きすることでHDDのアクセス速度を上げるものです。どちらか一方のHDDが故障した場合には、RIAD0として設定したドライブ全体が使用できなくなるため、単純計算で故障率は倍になります。また、最近はM.2 PCIe4.0接続の高速SSDが登場しており、また昔に比べて価格もはるかに安価になっているので、RAID0を選択することはあまりメリットがないかと思います。
JBODはJust Bunch of Disksのことで日本語ではただのHDDの束という意味合いになります。HDDをくっつけて1つのドライブとして使用するものです。異なる容量のHDDでも無駄なく容量を使用でき、大容量のドライブを作成できるメリットがあります。
今回はRIAD1の使用なので、本製品のデフォルトに設定されているためマニュアル手順通りやれば問題なくRAID1のドライブとして使用できる…はずだったのですが、なぜかマニュアルの通り設定しても容量の異なる2つのディスクとして認識される始末。。。
何度かやり直してみたものの解決できないので、一旦RAID0に設定して再度RIAD1で設定し直したらRAID1のトライブとして認識されました。なお、本製品は8TBのものですが、4TBを2台搭載し合計8TBですが、今回はRAID1での使用なので容量は半分の4TBになります。
内蔵のHDDはWestern Digital製の様です。WD製は好きなので個人的には当たりですね。
会社 のものだろうが何だろうが一応ベンチは取っておきます。
Buffaloのソフトウェアで簡単にRAIDが作成でき、またHDDの監視もしてくれるようなので結構便利そうですね。しばらくは安心してデータの保存ができそうです。
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